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部分矯正、治療後のメンテナンスはすべき?

部分矯正後のメンテナンスについて

部分矯正という歯科治療は、治療行為という意味では矯正装置を装着して歯を動かす行程を意味しますが、その後のメンテナンスも欠かせない行程です。

そう、ブラケットやマウスピースなど矯正装置を外した段階で矯正治療がオールクリアとなるわけではなく、動かした歯が後戻りしないような処置をするなど、アフターケアをきっちりすることが重要です。

後戻りを避けるためのリテーナーについて

リテーナーとは保定装置とも呼ばれ、矯正装置で動かした後の歯を安定してキープさせるために装着するアイテムです。矯正装置を外してすぐは、歯が元に戻ろうと【後戻り】の動きをするもの。その対策として、リテーナーを歯に装着するわけです。

リテーナーにも床タイプやワイヤータイプ、マウスピースタイプなどがあり、目立ちにくいかどうかや取り外ししやすいかどうかといった違いがあります。

リテーナーによる標準的な保定期間は1~2年といわれていますが、これも個人差などにより3年近くなるケースもあります。また、リテーナー装着から1年半くらいは常時装着して、安定後は少しずつ装着時間を減らします

定期健診について

保定期間中はある程度期間を置いて通院、定期健診を受けることになります。これもケースバイケースではありますが、頻度はだいたい3~6ヶ月に一度のペース。

なお、定期健診の費用は1回あたり1,000~3,000円といったところ。その際にリテーナーの装置などが必要となった場合、別途費用がかかることもあります。

メンテナンスは必ず行くべきなのかどうか

矯正装置を外した後、リテーナーを使わないでそのままにしておくと、せっかく矯正で動かした歯が後戻りしてしまう恐れがあります。それを歓迎する人はいないでしょうから、メンテナンスは必ず行くべきです。

メンテナンスに行くと得られる副産物的なメリット

矯正治療をするにあたっては虫歯などを治療するのが一般的ですが、歯を動かした後のメンテナンスで、従来は見えない箇所にあった虫歯や歯周病などが早期発見できるケースがあります。また、こうした箇所の治療は、矯正前よりも歯を動かした後の方が、歯を削る量が少なくなることもあります。

参照元:『部分矯正とマウスピース矯正の魅力』(You矯正歯科/青山健一(著))

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条件をクリアしたクリニックで「前歯(6本)の部分矯正を行った場合の費用目安」(※1)を計算し、費用が安かった上位3院を紹介します。(2023年7月21日調査時点)

【費用について】

  • (※1)前歯(6本)の部分矯正の費用目安は【初診料+検査・診断料+装置代金+通院中の装置調整料(月1回×6か月)】で算出しています。ただし、部分矯正の費用や治療にかかる期間は、矯正装置の種類、口の中の状態、抜歯の有無によって異なりますので、詳細はクリニックに問い合わせてください。
  • (※2)たつや歯科の費用目安には、初診料・カウンセリング・口腔内検査3,500円程度+前歯(6本)の表側・ワイヤー部分矯正198,000円(1本あたり33,000円)が含まれています。通院中の装置調整料、通院中のクリーニング、ホワイトワイヤーへの変更、保定装置は無料です。
    参照:https://www.bubun-kyousei.jp/flow.html
  • (※3)ワイズ板橋歯科・おとなこども矯正歯科の費用目安には、精密検査44,000円+前歯(6本)の表側・ワイヤー部分矯正198,000円(1本あたり33,000円)が含まれています。相談・カウンセリング、通院中の装置調整料、通保定装置は無料です。
    参照:https://www.olympic-dental.com/price.html
  • (※4)UC矯正歯科クリニック麻布十番の費用目安には、精密検査・診断費55,000円+片顎の表側・ワイヤー部分矯正165,000円+通院中の装置調整料33,000円(都度5,500円×月1回×6か月で計算)が含まれています。初診料・相談料は無料です。
    参照:https://www.uc-ortho.com/price/
【インビザラインについて】
インビザラインは、厚生労働省・未承認医療機器です。日本の矯正治療では医師の責任のもとに使用されます。また、インビザラインは薬機法の承認を受けていない矯正歯科装置のため、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。その他の矯正治療も、健康保険(公的医療保険)対象外となりますのでご注意ください。インビザラインの入手経路については、各クリニックによって異なります。詳細は各クリニックへ直接お問い合わせください。日本国内で製作されている類似のマウスピース矯正装置のいくつかは、薬事承認を受けています。
当サイトに掲載されている治療には、インビザライン以外にも未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれる場合があります。治療に使用される医療機器の入手経路はクリニックによって異なるため、詳細についてはクリニックに直接お問い合わせください。施術を受ける際には、医師によく相談して、納得した上で受けるようにしましょう。これまでに、900万人以上(2020年10月時点)の方がインビザライン・システムを用いた治療を受けています。
※参照元:インビザライン・ジャパン株式会社(https://www.invisalign.co.jp/)