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金属アレルギーがあるけど矯正治療をしたい

「金属アレルギーがあっても矯正治療はできる?」「金属アレルギーでも可能な矯正治療の方法が知りたい」と思っている方もいることでしょう。

当記事では、金属アレルギーがあっても矯正治療は行えるのかまとめるとともに、起こりうる症状、金属アレルギーでも可能な矯正治療について説明していきます。

金属アレルギーでも矯正治療(部分矯正)は可能

結論から言うと、金属アレルギーの方でも矯正治療を行えます。金属アレルギーが起こりにくい素材を用いると、金属アレルギーでも矯正治療を実施できるのです。

日本人の約3割が金属アレルギーと言われており、ある日突然症状が見られることがあります。金属に触れてかゆみなどの症状が少しでも見られた場合、金属アレルギーの可能性があります。

矯正治療を行った時点で金属アレルギーの症状が見られなくても、数年後にアレルギー反応が出る可能性もあるのです。

金属アレルギーなど心配なことがある方は、かかりつけの歯科医に相談するとよいでしょう。

参照元:部分矯正ドットコム公式HP(https://www.bubunkyousei.com/kinzoku-allergy-demo-kyouseiha/#i-16)

金属アレルギーとはどんな症状がでる?

金属アレルギーは、なんらかの原因で金属から溶け出たイオンが、粘膜や皮膚を通して血管に流れていきタンパク質と結びつきます。

金属イオンとタンパク質が結合した物質は、身体の中にないものであるため、免疫細胞が反応してアレルギー症状として見られます。

あらわれる症状は、以下の通りです。

口内炎

矯正治療で金属アレルギーが見られると、口内炎が生じる可能性があります。口内炎の痛みにプラスして、手足の腫れやかゆみなどが見られる場合もあるのです。

歯科で口内炎の塗り薬は処方してもらえるので、かゆみや腫れなどがある場合、相談するとよいでしょう。

唇の腫れやただれ

唇が腫れたり赤くただれてしまったりすることがあります。このような症状は痛みや違和感を伴うことがあり、生活や飲食するときに支障をきたしてしまう場合もあるのです。

皮膚炎

アレルギー症状の1つとして、皮膚炎が挙げられます。皮膚炎の状態になると、赤みやかゆみ、湿疹のような症状が見られる可能性があります。

口内炎や腫れ、ただれなどが気になる症状がみられる場合、歯科を受診して相談するようにしましょう。

金属アレルギーでも可能な矯正治療の方法

ここでは、金属アレルギーの方でも可能な矯正治療の方法について説明していきます。

審美ブラケット

審美ブラケットは、プラスチック製やセラミック製、樹脂性など種類があり金属が含有されていないため、金属アレルギーがあっても装着可能です。

マウスピース

マウスピース矯正で装着するマウスピースは、プラスチック製の素材を使っており金属は含まれていないです。また、装着していても取り外しができる点もマウスピースの特徴の1つ。

アレルギーの原因になりにくい素材

ブラケット・ワイヤー矯正は、ブラケットを繋ぐワイヤーが必要になります。ワイヤーは、金属アレルギーの原因になりにくいと言われているチタンやニッケルフリーなどを選べます。

金属アレルギーが心配な人は医師に相談しながら進めよう

金属アレルギーがあると、矯正治療で口内炎やただれ、腫れなどの症状が起きる可能性があります。金属アレルギーの方でも行える治療法があるので、そういった方法を検討するのが望ましいです。そして心配なことがある場合、治療に入る前に担当医に相談しながら進めていくのがおすすめです。

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    参照:https://www.bubun-kyousei.jp/flow.html
  • (※3)ワイズ板橋歯科・おとなこども矯正歯科の費用目安には、精密検査44,000円+前歯(6本)の表側・ワイヤー部分矯正198,000円(1本あたり33,000円)が含まれています。相談・カウンセリング、通院中の装置調整料、通保定装置は無料です。
    参照:https://www.olympic-dental.com/price.html
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    参照:https://www.uc-ortho.com/price/
【インビザラインについて】
インビザラインは、厚生労働省・未承認医療機器です。日本の矯正治療では医師の責任のもとに使用されます。また、インビザラインは薬機法の承認を受けていない矯正歯科装置のため、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。その他の矯正治療も、健康保険(公的医療保険)対象外となりますのでご注意ください。インビザラインの入手経路については、各クリニックによって異なります。詳細は各クリニックへ直接お問い合わせください。日本国内で製作されている類似のマウスピース矯正装置のいくつかは、薬事承認を受けています。
当サイトに掲載されている治療には、インビザライン以外にも未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれる場合があります。治療に使用される医療機器の入手経路はクリニックによって異なるため、詳細についてはクリニックに直接お問い合わせください。施術を受ける際には、医師によく相談して、納得した上で受けるようにしましょう。これまでに、900万人以上(2020年10月時点)の方がインビザライン・システムを用いた治療を受けています。
※参照元:インビザライン・ジャパン株式会社(https://www.invisalign.co.jp/)